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CURRICULUM カリキュラム・研究

教員紹介

李 潤玉

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氏名 李 潤玉(Jngyoku Leigh)
所属 国際学部 国際学科 東アジア専攻
職名 教授
専門 認知言語学
自己紹介

韓国生まれ、韓国育ちです。大学を卒業して社会生活を10年余りした頃の世の中では、現在の「グローバル化」ではなく「世界化」が叫ばれていました。私も時代遅れになるまいと「井の中の蛙」ということわざを深く考えるようになりました。その結果選んだ道が日本への留学です。
留学で得たものは計り知れませんが、研究面においては認知言語学に出会ったことです。認知言語学は、私たち人間がこの世の中のモノや事象をどのように捉えているのか、を言語表現を観察することによって明らかにすることです。
私の主たる専門は認知言語学です。言語表現が国によって概念的に同じ部分と異なる部分が存在する事実を示し、そこから、私たち人間がこの世の中のモノや事象をどのように捉えているのか、という認識行為のメカニズムを明らかにすることにより、文化の同一性と相違性を浮き彫りにする研究をしています。

学生へのメッセージ

K-POPを自由に聴き、韓国ドラマを字幕なしに楽しむことが、韓国語を学びたい皆さんの大きな目的の一つでしょうが、言語とは、本来、我々の社会的・文化的精神が投影されていますので、文化が言語の基底に存在するものを観察しながら韓国語を勉強すれば、「言葉は文化を映し出す鏡」のようなものであることがよく理解でき、異言語と文化の学習がとても楽しくなります。ここで一緒に学んでから、将来、このグローバル社会に大きく飛び立っていきましょう。

主要科目

言語の仕組み

ビジネス韓国語

韓国近現代史

韓国語講読

ゼミ紹介

本ゼミは、皆さんが入学以来研鑽を積んできた韓国の言語または文化に関する卒業論文の作成、提出を目的とします。作成順序の内容は次の通りです。

3年次
1. 論文の書き方の基本を教員が説明する。
2. 各人が興味を持つ分野(言語、文化、歴史、翻訳など)を口頭発表する。
3. 参考文献を教員が紹介し、各人は最低一冊を読み通す。論文テーマの仮決定。
4. 読書結果を互いに発表しあって、ディスカッション能力の向上と人の考えを聞く大切さを学習する。
5. 優秀論文と認定された先輩達の論文を読み、論文作成の実践練習を始める。

4年次
1. 各人が書き始めた原稿を適宜、教員に提出し、指導を受ける。
2. 時間割外の個人指導を徹底して教員が行う。

卒業論文は、皆さんが 4 年間学習し、習得してきた知識の総仕上げになることは勿論、皆さんが本学に在籍したことの証にもなるものであるから、満足のいく出来を目指し、学生・教員が一体になって行う作業であることを予め、認識しておく必要があります。

学歴

- 2003年
大阪外国語大学 言語社会研究科

- 2000年
大阪外国語大学 地域文化研究科 言語社会

- 2000年
Graduate School, Division of Regional Culture, Osaka University of Foreign Studies

- 1998年
大阪外国語大学 外国語学部 英語

- 1998年
Faculty of Foreign Language, Osaka University of Foreign Studies

Graduate School of Integrated Studies in Language and Society, Osaka University of Foreign Studies

主な業績
論文

韓国語、日本語、英語表現の認知言語学的分析

李 潤玉 国際学部 ジャーナル  (2)  17-30  2017年11月  [査読有り]

言語文化による外国語教育ー韓・日・英語表現の認知言語学的分析ー

李 潤玉 韓国語教育研究  (7)  7-31  2017年9月  [招待有り]

日本語と韓国語漢字表記の認知言語学的分析

李 潤玉 国際学部ジャーナル  (1)  1-14  2016年11月  [査読有り]

韓国語の漢字表記と日本語の漢字表記の対照・比較

李 潤玉 近畿大学文芸学部論叢「文学・芸術・文化」  25  (1)  25-40  2013年9月  [査読有り]

方向性メタファーと「敵対」概念とのつながりの認知的分析ー英語・日本語・韓国語を対象にー

李 潤玉 近畿大学文芸学部論叢「文学・芸術・文化」  24  (1)  79-95  2012年9月  [査読有り]

異言語における「解雇」概念の認知的分析ー英語、日本語、韓国語を対象にー

李 潤玉 近畿大学文芸学部論叢「文学・芸術・文化」  23  (2)  155-171  2012年3月  [査読有り]

人間の認識と言語表現-日本語表現「片田舎」を中心に-

李 潤玉 Bulletin of the School of Literature, Arts and Cultural Studies Kinki University  22  (1)  129-154  2010年9月 

人間の視覚認識と言語表現-surprise, astonishと「驚」の概念的意味のつながり-

李 潤玉 近畿大学文芸学部論集  21  (1)  181-194  2009年9月 

日・英における気象現象と感情表現との対応関係のメカニズム-認知言語学的アプローチ-

李 潤玉 近畿大学語学教育部紀要  7  (1)  97-118  2007年7月 

第二外国語学習者の現状と学習者・教員間のコミュニケーション

李 潤玉 近畿大学語学教育部ジャーナル  (3)  51-58  2007年3月 

第二外国語学習の現状と学習者・教員間のコミュニケーション

李 潤玉 語学教育部ジャーナル  (3)  2007年3月 

日・韓助詞の認知的分析-「に/?」v.s.「で/?」-

李 潤玉 近畿大学語学教育部紀要  6  (1)  67-98  2006年7月 

外国文化に見られるものの見方

李 潤玉 語学教育部ジャーナル  (2)  115-124  2006年3月 

初修外国語授業の入り方

李 潤玉 語学教育部ジャーナル  (創刊)  2005年3月 

韓・日両言語の格助詞の考察 ―「?[reul](=を)」と「が」の対立

李 潤玉 近畿大学語学教育部紀要  4  (2)  85-105  2004年12月 

韓国語否定表現―その用法と教育的実践

関西大学 外国語教育フォーラム  (3)  74-85  2004年 

韓国語助詞「?[rul]」と日本語助詞「に」の対応現象の認知的分析

EX ORIENT(大阪外国語大学言語社会学会誌)  7  185-213  2002年 

受動表現の諸相(その2) -認知言語学的アプローチ-

南大阪大学紀要  2  (2)  83  2000年 

受動表現の諸相(その1) -認知言語学的アプローチ-

南大阪大学紀要  2  (1)  29  1999年 

古英語と現代韓国語の受動構造

南大阪大学紀要  1  (2)  131  1999年 

比喩表現と文化 -虎が煙草を喫っていた頃- ((]G1611[)(]G1545[)(]G0987[)(]G1672[) (]G6100[)(]G6068[) (]G6101[)(]G1056[)(]G6102[) (]G0331[)(]G2187[))

南大阪大学紀要  1  (2)  95  1999年 

「身体部位表現と文化」 -日本語 v.s. 英語-

南大阪大学紀要  1  (1)  35  1999年 

「手段、場所、方向」概念と「近接」概念のつながり

EX ORIENT  9  105-127 

韓国語の漢字表記と日本語の漢字表記の対照・比較ー韓国語教材の作製に向けてー

李 潤玉 近畿大学文芸学部論叢「文学・芸術・文化」  25  (1)  [査読有り]

書籍等出版物

『分かりやすい解説・・韓国近現代史』

李 潤玉 (担当:単訳) 図書出版 夏雨  2017年8月  ISBN:9791186610886 

韓国語の世界へ 初中級編

山田 恭子, 李 潤玉, 酒勾 康裕, 須賀井 義教, 睦 宗均 (担当:共著) 朝日出版社  2013年1月 

韓国語の世界へ 入門編

李 潤玉, 酒勾 康裕, 須賀井 義教, 睦 宗均, 山田 恭子 (担当:共著) 朝日出版社  2011年4月 

『貧しき者は幸いなり』

李 潤玉 (担当:監修) Bird Tree  2009年5月  ISBN:9784904656020 

『英語教師のための効果的語彙指導法 ―認知言語学的アプローチ―』

森山 智浩, 李 潤玉, 上野義和 (担当:共著) 英宝社  2006年4月 

『認知意味論の諸相―身体性と空間の認識―』

松柏社  2002年  ISBN:4775400215 

講演・口頭発表等

統語論的「状態動詞」に対する提言

2010年韓国語教育国際学術会議  2010年12月  2010年韓国語教育国際学術会議 

日本大学の韓国語文法教育の現状と改善案

第20回国際韓国語教育国際学術大会  2010年8月  第20回国際韓国語教育国際学術大会 

On the Cognition Mechanism in Korean, Japanese, and English

韓国語教育国際シンポジウム  2009年12月  韓国語教育国際シンポジウム 

The Present Japanese Education and Logical Thinking in Korean Language Education

International Conference on Korean Language Education in Asia 2008  2008年10月  International Conference on Korean Language Education in Asia 2008 

多文化共生の新時代を目指して

近畿大学文芸学部新学科開設公開シンポジウム  2007年10月  近畿大学文芸学部新学科開設公開シンポジウム 

第二外国語学習の現状と学習者・教員間のコミュニケーション

語学教育部第二回公開シンポジウム  2006年11月  語学教育部第二回公開シンポジウム 

初修外国語授業の入り方

近畿大学語学教育部  2005年2月  近畿大学語学教育部 

手段、場所、方向の概念と近接概念のつながり

大阪外国語大学言語社会学会  2002年6月  大阪外国語大学言語社会学会 

受賞

2004年
教育論文優秀賞