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CURRICULUM カリキュラム・研究

教員紹介

高木 宏幸

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氏名 高木 宏幸(Hiroyuki Takagi)
所属 国際学部 国際学科 グローバル専攻
職名 教授
専門 英語学
自己紹介

四国の高松で生まれ育ち、大学時代は神戸で過ごしました。うどんと、瀬戸の海が大好きです。大阪生活が人生の3分の2以上になりますが、大阪の「速さ」には今も 取り残されたままです。高校時代に初めて渡米して以来、英語という言葉の面白さに惹かれてきました。大学卒業後一旦は企業に就職しましたが、結局大学院に進み、言葉について考える道を選びました。
研究の関心は、文法と意味の関係です。文法というと高校時代の「こう書きなさい」的な授業が思い浮かぶと思いますが、人間は、学校になど行かなくても自然にネイティブ・スピーカーになります。私たちは、どんな知識をどんな風に獲得しているのでしょうか。こういう大きな問題を意識しながら、個々の表現の特徴を明らかにするような研究をしたいと思っています。

学生へのメッセージ

「グローバル時代」は多様性が大切にされる時代でしょうか、画一化が進む時代でしょうか。私は前者であってほしいと思いますが、実際は後者、つまり、画一化へと向かっているように見えます。このペースで英語が広がっていくと、そのうち、英語以外の言語が必要なくなるのかもしれません。英語を学ぶ私たちは、このことを念頭に置いておく必要があると思います。
大学時代は、長い人生の中で唯一(と言っていいと思いますが)、「考える」ことに専念できる4年間ですから、まあ、結論を急がずにいろいろと考えてみてください。特に本学部では留学によって人生観がガラッと変わってしまう人も多いはず。変化する自分を楽しんでほしいと思います。

主要科目

アカデミック研究英語

言語入門

言語と心

言語としての英語

ゼミ紹介

英語や日本語の文法・語法の研究をします。中国語などの他言語も研究の視野に入ります。表現のもつ意味や、形式と意味の関連を、文法や語彙のレベルで考えていきましょう。例えば、onのような基本的な前置詞にはさまざまな意味があります。on the deskのようなものから、put on a hat、On his arrival、walk on and onなどのように、実に多くの異なった意味や用法があります。これらは、根底でつながっているのでしょうか。このような語法的な問題から、二重目的語構文のような具体的な構文の研究、さらには、日本語の方言の研究など、「ことば」に関心を持って研究を進めていくゼミです。

経歴

2016年4月 - 現在
近畿大学国際学部 教授

2010年4月 - 2016年3月
近畿大学文芸学部 教授

2007年4月 - 2010年3月
近畿大学文芸学部 准教授

2003年4月 - 2007年3月
近畿大学文芸学部 助教授

1999年4月 - 2003年3月
近畿大学文芸学部 講師

学歴

1996年4月 - 1999年3月
大阪大学大学院 文学研究科博士後期課程 英文学専攻

- 1999年
Graduate School, Division of Letters, Osaka University

1994年4月 - 1996年3月
大阪大学大学院 文学研究科博士前期課程 英文学専攻

- 1992年
Faculty of Foreign Language, Kobe City University of Foreign Studies

1985年4月 - 1990年3月
神戸市外国語大学 外国語学部 英米学科

主な業績
論文

V the N out of NP構文の誇張解釈について

高木 宏幸 『言葉の真相:大庭幸男教授退職記念論文集』  2015年 

How a Goal-marker Can Be a Source-marker: The Case of the Japanese Particle -Ni "To"

高木 宏幸 Kyoto Working Papers in English and General Linguistics  2  159-171  2013年 

Semantic Emergence of Control

高木 宏幸 Kyoto Working Papers in English and General Linguistics  1  303-319  2011年 

認知文法における「冠詞」とkind of Nに出現する不定冠詞

高木 宏幸 英語語法文法研究  18  32-45  2011年 

"On the Causal Interpretation of the English Ditransitive Construction"

高木 宏幸 『文化・芸術・文学』(近畿大学文芸学部紀要)  20  (2)  59-77  2009年 

「留学で英語力は伸びるのか:文芸学部留学制度の記録から」

高木 宏幸 『渾沌』  6  131-150  2009年 

「コントロール特性」を決める意味的要因について

高木 宏幸 日本認知言語学会論文集  7  246-256  2007年 

“On so-called ‘Obligatory Control’: A Cognitive Account”

English Linguistics  18-1, 57-85  (1)  57-85  2001年 

“On the Interpretation of Certain Modified NPs”

English Linguistics  16-1, 104-120  1999年 

“Subjective Cognition and Inalienable Possession NPs”

JELS 15 (日本英語学会第15回大会研究発表論文集)  181-190  1998年 

“Constraints on the Distribution of Anaphors”

Osaka University Papers in English Linguistics  3, 39-75  1996年 

「心理動詞構文における逆行照応について」

Osaka Literary Review  34, 98-108  1995年 

講演・口頭発表等

「認知文法における「冠詞」とkind of Nに出現する不定冠詞」

英語語法文法学会第18回大会シンポジウム  2010年10月  英語語法文法学会第18回大会 

「セメスター留学とその効果」

日本英文学会関西支部第3回大会  2008年12月  日本英文学会関西支部第3回大会 

「「コントロール」特性を決める意味的要因について」

日本認知言語学会第7回大会  2006年9月  日本認知言語学会第7回大会 

「長距離再帰形の認知文法的考察」

日本英語学会第16回大会  1998年11月  日本英語学会第16回大会 

「主観的認知とInalienable Possession NP」

日本英語学会第15回大会  1997年  日本英語学会第15回大会 

「参照点構造の理論と照応形の分布」

第21回関西言語学会研究発表  1996年11月  第21回関西言語学会研究発表 

「照応形の分布についての認知文法的考察」

日本英文学会第68回大会  1996年5月  日本英文学会第68回大会